丸鋸(チップソー)にて木材を切断する機械です。丸鋸部が固定されてます。材料を定規に沿って移動させ切断したり、材料を移動定盤に乗せ移動定盤をスライドさせ切断します。寸法決めはスケールを目視してその位置にストッパーを固定し、材料を付き当て切断します。
・軸傾斜横切り盤(ジクケイシャヨコギリバン)・・・本体右側に材料をのせ移動させるスライド定盤があり、その上に材料を乗せ切断します。丸鋸が0~45°まで傾斜します。最大切断ストロークまでの木口の角度切断が出来ます。切断ストロークは1000mm、1300mmの2機種から選定できます。切断ストローク1300mmの機械で、例えばベニヤ4・8板1250mm×2450mmのパネル材料を1200mm×2400mmに寸法決めしたい場合1200mm方向の切断は出来ますが2400mm方向の切断は出来ません。その場合の機種選定は、パネルソー、ランニングソー、スライドソーになります。樹脂、アルミ切断の細かい寸法の一次切断には向いております。機械は鋳物製で剛性があり、重量もあります。
・横切り盤(ヨコギリバン)・・・直角切断専用の横切り盤です。角度切断以外の能力は上記の機械と同じです。
・丸鋸盤(マルノコバン)・・・丸鋸部が0~45°まで傾斜します。定規に付き当て材料を定規に沿って移動させ材料を縦に切断します。またマイター定規を利用し角度切断(横切り)切断もできます。切断ストロークは材料を移動させるためエンドレスです。
・昇降盤(ショウコウバン)・・・丸鋸部固定されております。角度切断する場合は材料テーブルを傾斜させます。(0~45°)定規に付き当て、材料を定規に沿って移動させ材料を縦に切断します。またマイター定規を利用し角度切断(横切り)切断もできます。切断ストロークは材料を移動させるためエンドレスです。本体右側にほぞ取り用マルノコ軸とテーブルが付いてる機種もあります。木工作業で木口のほぞを取る用途に使用出来ます。