自動かんな盤で削った面には、ナイフマークが残ったり、送り込みローラの溝跡、逆目ぼれ、刃こぼれ、繊維のつぶれなどが生じます。そのためより良い仕上げ面を得るためには仕上げ削りが必要です。しかし手かんなによる仕上げ削り作業は、熟練を要し、特に広葉樹や長尺ものの削りは、非能率的です。仕上げかんな盤は、手かんなと同じ原理を応用して作られた機械で、手かんなと同じ仕上げ削りを能率的に行います。仕上げかんな盤の大きさは刃物の有効切削幅及び加工することが出来る最大厚さで表します。
※性能
切削幅240mm~360mm(刃先角度30°~40°時)刃幅335mm~500mm
材料の最大厚さ180mm~300mm
英語名 machine planing 送り速度・・・毎分60m~100m(送材方法エンドレスベルト)
削り厚み・・・0.05mm~0.1mm