木材の基準面とその面に直角な面を同時に真直に削り出すかんな盤。
長尺物の直角度を一工程の送材で得るためには加工する木材のほぼ全長が手前テーブルに乗るようにテーブルは十分な長さが必要です。
木材のムラ、ソリ、ネジレに応じてその都度削り代を変更する必要があるために、手前テーブル及び、定規は容易かつ確実に昇降、移動できることが必要です。
木材の基準加工を目的とした機械なので、建築造作加工場、家具、建具工場など木材加工のあらゆる分野で使用されております。
構造…回転する横かんな胴と縦かんな胴とそれらの駆動装置、昇降できる一対のテーブル、左右移動できる立かんな軸用定規、自動送材装置及びこれらを保持するフレームから構成されております。
製造メーカー 下平製作所・飯田工業・常盤工業・深見工業・太洋製作所・桑原製作所・シンクス・マキタ・TMK
(一部現在廃業しているメーカーもあります)