手押しかんな盤は木材の一面を基準面として加工するための機械です。用途として次の3つの作業が挙げられます。
①板、かまち材などのむら取り削り
②板、かまち材などの直角削り
③板材のはぎ口の直線削り。
手押しかんな盤の呼び寸法はかんな胴の長さで表されます。市販されているものは150mm~600mmまでですが中古として多く出ておりますのが幅250mm、300mmのクラスです。テーブルの長さは大体1.8mくらいですが、メーカーによって多少違いがあります。
機械の構造・・・手押しかんな盤は刃物を取り付けて回転するかんな胴、前後のテーブル、定規、これらを固定する機体、動力(モーター)の伝達装置からなっております。