当社倉庫は場所も限られておりますのでパネルソーは普段は機械をばらして保管しておりますがこの度パネルソーの引き合いが多くなってきておりますのでいつでも出荷できるようにすべて組み立てて動作状況を確認いたしました。必要と思われる部品交換は最低限行っております。
ＨＰ１−２４００ デジタル式です。商談成立目前までいっておりましたので入荷し試運転まで行いましたが、フラッシュ定規が付いておらず見送りになりました。定規はラック式定規、デジタル表示になっておりますので回転定規式よりも寸法精度が出しやすいです。樹脂切断にも適している機械です。
全面ベーク貼りテーブルになっておりますので鋸に対して材料の直角が出やすい構造になっております。またこのＨＰ１タイプは比較的新しい機種になっております。
シンクススタンダードタイプで一番世の中に出回っているパネルソーです。一番多く出回っている機種だけあって中古機械では当たり外れのもっとも高い機械ともいえるでしょう。工場などでフル稼働していた機械はレールなども減っており材料を切断したときに直角が出ない、挽き曲がりが出る、毛引き切断したときに段差が出るなどのクレームが良くあります。表面のボードを張り替えている中古機械を見かけますが見た目は良くても中身がだめという機械もたまにあります。この機械はボード張り替え、再塗装一切行っておらずこの状態なのでとても価値ある機械といえるでしょう。
後ろに柵があるタイプはＳＺタイプでも比較的新しい機種になります。
協立精機パネルソーです。切断長２７５０ｍｍ、主軸モーターも５．５ｋｗあり特殊な一台です。樹脂、硬木など厚いものの切断の途中で刃が材料に挟まれ刃が止まってしまう場合があります。この機械は切断スピードもインバーターで調整でき、主軸馬力も大きいのでそのような用途に適している機械であります。
インバーターが不良でしたので現行のインバーターに取り換えを致しました。
